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毎週木曜日に新宿三丁目の竹林閣で、塾と展覧会を開催しています。

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プロフィール

彦坂尚嘉

Author:彦坂尚嘉
彦坂尚嘉 美術家。アート・ネットショップ『きたいぶんしギャラリー3000』主催。ヴェニスビエンナーレ、サンパウロビエンナーレ、パリ青年ビエンナーレ出品。クイーンズミュージアム、テイトモダーン出品。芸術分析家、元立教大学大学院比較文明学特任教授。1946年東京生まれ。多摩美術大学油彩科中退。

糸崎公朗 フォトモ・アーティスト。『子供の科学』『デジカメwatch』連載。1965年長野生まれ。東京造形大学デザイン科出身

生須芳英 アーティスト。ノイズ音楽家。1991年生まれ。多摩美術大学夜間部中退。

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第26回芸術分析塾ラカン

ラカン・blog-a6771

第26回芸術分析塾ラカン 
 


8月30日(土)予告



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今回からグリンバーグの代表論文を読みます。
ひと月に5週がある月なので、特別スケジュールです。
特別レクチャー:中川晋介のPCによる映画制作とアニメ制作について


【塾の紹介】


 芸術って、岡本太郎の影響で、キチガイの野蛮な運動であると思い込んでいるのが今の日本です。草間弥生の有名化もあって、敗戦後の日本は、おかしい《野蛮》な人が、芸術家であると認識しています。

確かに人間も芸術も、《野蛮》と《文明》の矛盾の中にあるのですが、世界のトップのアーティストの中には少なくとも《文明人》もいるのです。今日の時代を代表するジェフ・クーンズにしても、シンディ・シャーマンにしても《文明人》です。そしてマチスもセザンヌも《文明人》でした。

しかしピカソや、ダミアン・ハーストや、村上隆、そして草間弥生は《野蛮人》なのです。まあ、つまりどっちでも良いと言うことになってしまいます。


芸術作品を、自分かってに理解していくので良いのです。そして自分勝手に作ってよいのです。自分勝手に買って収集して良いのです
だが、《野蛮》と《文明》の合わせ鏡の迷路に入ってしまうものです。
明治以降の日本人の芸術理解は迷路に入っています。

そして今日の大学教育は巨大な制度ですが、制度は制度として自立してしまっていて、
何も教えてくれません。

芸術分析塾ラカンが、果敢に挑むのは、制度の外部にこそ、真実の知性と探求があると言うことです。



 


1時限目:朝 10:00~12:00


第4回山本七平研究会(第一期「ある異常体験者の偏見」全4回の4回目最終回)


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第2次世界大戦の日本の敗戦から、日本人の精神のゆがみを論ずる名著。暗い気持ちになる本ですが、日本人としては、避けては通れない議論です。


 


2時限目:昼 13:00~15:00


第7回平田篤胤研究会



平田篤胤の古学を学びます。日本には哲学が無いと言う俗論を否定して、日本人の思索の深さを追求した巨人に学びます。


 


3時限目:午後 15:00~17:00


第7回 第2次モダニズム研究会(全60回)


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テキスト:藤枝晃雄訳『グリーンバーグ批評選集』より「「アヴァンギャルドとキッチュ」(1939年)

 


4時限:夕方 18:00~19:30


第25回人類史700万年の芸術:
日本美術入門:日本美術の超一流一流性について



 


5時限:夜 19:40~21:30


特別レクチャー;中川晋介のPCによる映画制作とアニメ制作について




 


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一般社団法人 TOURI ASSOCIATION


芸術分析塾ラカン 竹林閣:東京都新宿区新宿5-14-3 有恒ビル6F


※有恒ビルの1Fには「鍵の救急車」がある。


申込・問い合わせ(080−3605−5912 糸崎公朗) E-mail:糸崎公朗/itozaki


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「竹林閣(新宿三丁目)への道順」 新宿三丁目駅下車(地下鉄は、副都心線、丸ノ内線、都営新宿線の3本があります。) 参加費 1コマ2000円、2 コマ3000円、3コマ4000・・・です。

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