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毎週木曜日に新宿三丁目の竹林閣で、塾と展覧会を開催しています。

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プロフィール

彦坂尚嘉

Author:彦坂尚嘉
彦坂尚嘉 美術家。アート・ネットショップ『きたいぶんしギャラリー3000』主催。ヴェニスビエンナーレ、サンパウロビエンナーレ、パリ青年ビエンナーレ出品。クイーンズミュージアム、テイトモダーン出品。芸術分析家、元立教大学大学院比較文明学特任教授。1946年東京生まれ。多摩美術大学油彩科中退。

糸崎公朗 フォトモ・アーティスト。『子供の科学』『デジカメwatch』連載。1965年長野生まれ。東京造形大学デザイン科出身

生須芳英 アーティスト。ノイズ音楽家。1991年生まれ。多摩美術大学夜間部中退。

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第59回彦坂ITOSAKI塾

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第59回彦坂ITOSAKI塾

4月25日(土)

【ニュース】

●ハンムラビ法典の2回目
●新・人類史700万年初級入門講座:1980年代の闇
●ノイズ音楽鑑賞会 オーネット・コールマン


【塾の紹介】は、一番後ろにあります。
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1時限目:朝 10:00~12:00

「《文明》の根源である古代オリエントを学ぶ 『ハンムラビ法典』読書会2」


アーティストというのは、作品を精神で作ります。精神は、そのアーティストの人格から生まれます。ですので、人格を成長させて行く基礎を作っておくことが重要なのですが、今日の日本ではそうした教育がされていません。古代オリエントのハムラビ法典や、バビロニアの数学といったものは、文明の基礎でありまして、これを学ぶことで、人格の基礎形成が出来ます。人格の底には、非常に観念的な価値が潜んでいるので、それをきちんと作ることが重要なのです。彦坂ITOSAKI塾では、このメソポタミア文明のオリエント学と、インドの文教以前のウパニシャッド哲学の授業を通して、この人格の基礎作りを行います。ウパニシャッド哲学については、また別の講義を作りますので、受講をお考えください。両方の講座を受講される方は、割引をいたします。

《文明》は古代オリエントに始まります。この最初の文明を学ぶことは、芸術制作や鑑賞の基礎、さらにはこの《文明》の中で生きる事を齟齬の基本を確認する作業です。
隔週で、『ハンムラビ法典』の読書会をやります。

全10回 ¥15,000- 受講初日に会場にてお支払いください。

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2・3時限目:午後 13:00~17:30


毎日2枚、紙作品つくる講座(12)

なかなか進みませんが、Paypalの手続きを進めています。ネット・ギャラリーを開設しようとしています。
複数のショップを使い分けできればと思います。

美術に興味のある人でも、作品を作らない人はいます。作品を作っている人でも、つくるレベルはいろいろであるのです。趣味として、遊びで、作る人がいる。
個展をやったり、大きな作品を作っていても、作家をやっているようで、作家をやっていない人がいる。作家を真剣にやっている人は、実は少ないものです。

誰もが作家をやる必要はないので、少ないということを、嘆く必要はありません。
しかし、本気でつくるということがどういうことなのかを考えて見たいと思います。

……………………………..
カップヌードルの創業者:安藤百福は、人格的にも偉大な人物ですが、彼は次の様に言います。

目標を持ったら、
あとは執念だ。

執念は大切です。
絵を描いたり、美術をやっていくことに執念を持ち続けられるかどうかです。

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4時限:夕方 18:00~19:30



先週やったフォマリズム入門講座は、藤沢分校の木曜日の授業の併合しました。先週受けてくださった方、申し訳ありません。よろしければご参加ください。藤沢分校の方では、ライトテーブルを使って、フォーマリズムと、アンチ・フォーマリズムの同時表示の制作を行っています。

新・人類史700万年初級講座2・1980年代美術の闇:
テリー・ウインタースと、フィリップ・ターフを取り上げます。

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Radiant Study



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5時限:夜 19:40~21:30
第13回ノイズ音楽研究会:オーネット・コールマン



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彦坂ITOSAKI塾

一般社団法人 TOURI ASSOCIATION


 竹林閣:東京都新宿区新宿5-14-3 有恒ビル6F


※有恒ビルの1Fには「鍵の救急車」がある。


申込・問い合わせ(糸崎公朗080−3605−5912 / E-mail:itozaki.kimio@gmail.com)

 

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「竹林閣(新宿三丁目)への道順」 新宿三丁目駅下車(地下鉄は、副都心線、丸ノ内線、都営新宿線の3本があります。) 参加費 1コマ2000円、2 コマ3000円、3コマ4000・・・です。




塾の紹介



《新しいアートの学習と、反省と、非暴力革命へ》


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新しいアートの時代が始まっています。日本という島国に住む自分自身が、江戸時代の浮世絵のように気持ち良くコレクションしていける作品を作りたい。インスタレーションの時代を終えて、つまり見るだけで終わるのでは無くて、コレクションを作っていける作品を作りたい。

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しかしながら、そこに留まらず常に進化するアートを作り続けたい。アートは前に進んでいく。どんなに停滞した時代であっても、アートの様態は変わり続けてきた。《固体》から《液体》へ、そして《気体》へ、さらに《プラズマ》へ、《超高温プラズマ》へ、《超・超・超・超高温プラズマ》へと変化し続けてきた。アートは出尽くした、絵画は終わったととささやかれるようになったとしても、私たちは、進化する確信を揺らがせることはない。

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アートとは普遍的なものなので、数千年前のメソポタミアや、エジプトで誕生して以来、なにも変わることは、ないのかもしれない。その意味では古代文明の《固体》は、普遍的な様態だ。いや、人類史700万年の最初からアートは存在し続けた。生物史40億年の超過去から《越境》や《未知》は作動し続けた。ならば《絶対零度》の様態も普遍的なのだ。

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でも、古い芸術に留まり続けたり、あるいは過去に戻る反動ではなくて、必ずもっと新しい美術や音楽に出会えると信じているから、アート・ギャラリーや、美術館を巡る。ヒットチャートを聞き続ける。単なる思い込みではなくて、期待に応えてくれるアーティストはいつの時代にも必ず現れてきた。

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アートを作る上で、いままで当たり前であったと思われること、常識だとおもわれていたことを疑っていくこと。いま作られているやり方、過去の作家やった制作の方法というのは、本当の《真性の芸術》を出現させる作り方では無い。新しい技術や手法、そして古い技術やまともな作り方を組み合わせて、《越境》と《未知》の精神が本当のアートを作り出す。

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反省し、論理的に考えて行くことで、違いが生じて、《文明》の作品が生まれる。既成の他人の芸術を盗作する野蛮なアートや、物まねの《準-文明》のアートではない。学習し、自分に引き寄せて反省することで、自分に内在した新しい《文明》の作品が生み出される。模倣を越えて、自己内在性のあるオリジナルのアートを生み出すこと。

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一方で、ただ新しいことだけを求めるのは履き違えている。基本精神は「人のため」ということです。他人が面白く、いきいきとしてコレクションを続けられる作品を生み出す。「他人の喜びのために」作り出すこと、それは無償のものであり、その努力は見えないのかもしれない。

スクリーンショッ

そのためには、制作をみずから管理し、主催するネットギャラリーから作品を発表してきます。既成の商業主義ギャラリーや、公立美術館にたよらず、自分たちで流通まで行うインディペンデントな活動を行います。
古い教会や、既成の寺院の中に神や仏がいないように、もはや美術官僚たちが食べていく保身の機構になった巨大美術館や、高額な作品を少数の超富裕層に売る巨大ギャラリーの中には、今日の最下層世界に生きている絶望している小さな人々のための芸術が無くなってきているのです。

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街の中に、路上に、そして生活の中に、小さな最下層のアーティストが作り出す《真性の芸術》が立ち現れる時代です。非暴力主義の暴動による最下層革命としての《アート》が立ち現れる時代へ!!!!
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