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毎週木曜日に新宿三丁目の竹林閣で、塾と展覧会を開催しています。

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プロフィール

彦坂尚嘉

Author:彦坂尚嘉
彦坂尚嘉 美術家。アート・ネットショップ『きたいぶんしギャラリー3000』主催。ヴェニスビエンナーレ、サンパウロビエンナーレ、パリ青年ビエンナーレ出品。クイーンズミュージアム、テイトモダーン出品。芸術分析家、元立教大学大学院比較文明学特任教授。1946年東京生まれ。多摩美術大学油彩科中退。

糸崎公朗 フォトモ・アーティスト。『子供の科学』『デジカメwatch』連載。1965年長野生まれ。東京造形大学デザイン科出身

生須芳英 アーティスト。ノイズ音楽家。1991年生まれ。多摩美術大学夜間部中退。

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第74回彦坂ITOSAKI塾 5月30日(土)

s彦坂尚嘉『和歌』2015-1


第74回彦坂ITOSAKI塾

5月30日(土)

【ニュース】

●村上隆の『芸術起業論』をやります。
●ポストモダンのアーティスト『村上隆』の作品について
●ノイズ音楽鑑賞会 ジャパノイズ:非常階段について


【塾の紹介】は、一番後ろにあります。
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1時限目:朝 10:00~12:00

日本のポストモダン研究1:村上隆の『芸術起業論』
テキストとしては、前半部分が面白いので、このテキストを軸に、現在の村上の思想と交差させ、さらにアフリカンリミックスを参照しつつ、日本のグローバリゼーションを学びます。

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2時限目:午後 13:00~15:00



新実技講座1:GONINGUMI写真集編集委員会 

誰でも写真家です。写真大衆時代!!!  とにかく撮ってしまう。大衆写真時代です。 スマートフォンや、デジタルカメラなどの小型カメラによる写真の授業です。写真の合評会、批評会をしていきます。内輪だけの小さな月刊で写真雑誌を作っていこうというプロジェクトです。低コスト、軽便、手間をかけない形で、作ります。そのかわり写真データーはきちんと保存します。

3時限目:午後 15:00~17:00



新実技講座2:きたいぶんしギャラリー3000

だれでもアーティストです。アート大衆時代!!! とにかく描いてしまう。大衆アート時代です。八つ切りの紙(シリウス)にドローイングや、水彩で、絵を描いていく授業です。写真の合評会、批評会をしていきます。そして内輪だけの小さなネットショップでに並べていこうというプロジェクトです。他の作家と並べることで、刺激され、制作意欲が増大します。

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4時限:夕方 18:00~19:30


ポストモダンのアーティスト『村上 隆』の作品について:

村上隆の作品を芸術分析していきます。

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5時限:夜 19:40~21:30
第14回ノイズ音楽研究会:非常階段

ジャパノイズの非常階段というものは、芸術論的にはなんなのだろうか?



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彦坂ITOSAKI塾

一般社団法人 TOURI ASSOCIATION


 竹林閣:東京都新宿区新宿5-14-3 有恒ビル6F


※有恒ビルの1Fには「鍵の救急車」がある。


申込・問い合わせ(糸崎公朗080−3605−5912 / E-mail:itozaki.kimio@gmail.com)

 

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「竹林閣(新宿三丁目)への道順」 新宿三丁目駅下車(地下鉄は、副都心線、丸ノ内線、都営新宿線の3本があります。) 参加費 1コマ2000円、2 コマ3000円、3コマ4000・・・です。




塾の紹介



《新しいアートの学習と、反省と、非暴力革命へ》


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新しいアートの時代が始まっています。日本という島国に住む自分自身が、江戸時代の浮世絵のように気持ち良くコレクションしていける作品を作りたい。インスタレーションの時代を終えて、つまり見るだけで終わるのでは無くて、コレクションを作っていける作品を作りたい。

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しかしながら、そこに留まらず常に進化するアートを作り続けたい。アートは前に進んでいく。どんなに停滞した時代であっても、アートの様態は変わり続けてきた。《固体》から《液体》へ、そして《気体》へ、さらに《プラズマ》へ、《超高温プラズマ》へ、《超・超・超・超高温プラズマ》へと変化し続けてきた。アートは出尽くした、絵画は終わったととささやかれるようになったとしても、私たちは、進化する確信を揺らがせることはない。

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アートとは普遍的なものなので、数千年前のメソポタミアや、エジプトで誕生して以来、なにも変わることは、ないのかもしれない。その意味では古代文明の《固体》は、普遍的な様態だ。いや、人類史700万年の最初からアートは存在し続けた。生物史40億年の超過去から《越境》や《未知》は作動し続けた。ならば《絶対零度》の様態も普遍的なのだ。

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でも、古い芸術に留まり続けたり、あるいは過去に戻る反動ではなくて、必ずもっと新しい美術や音楽に出会えると信じているから、アート・ギャラリーや、美術館を巡る。ヒットチャートを聞き続ける。単なる思い込みではなくて、期待に応えてくれるアーティストはいつの時代にも必ず現れてきた。

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アートを作る上で、いままで当たり前であったと思われること、常識だとおもわれていたことを疑っていくこと。いま作られているやり方、過去の作家やった制作の方法というのは、本当の《真性の芸術》を出現させる作り方では無い。新しい技術や手法、そして古い技術やまともな作り方を組み合わせて、《越境》と《未知》の精神が本当のアートを作り出す。

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反省し、論理的に考えて行くことで、違いが生じて、《文明》の作品が生まれる。既成の他人の芸術を盗作する野蛮なアートや、物まねの《準-文明》のアートではない。学習し、自分に引き寄せて反省することで、自分に内在した新しい《文明》の作品が生み出される。模倣を越えて、自己内在性のあるオリジナルのアートを生み出すこと。

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一方で、ただ新しいことだけを求めるのは履き違えている。基本精神は「人のため」ということです。他人が面白く、いきいきとしてコレクションを続けられる作品を生み出す。「他人の喜びのために」作り出すこと、それは無償のものであり、その努力は見えないのかもしれない。

スクリーンショッ

そのためには、制作をみずから管理し、主催するネットギャラリーから作品を発表してきます。既成の商業主義ギャラリーや、公立美術館にたよらず、自分たちで流通まで行うインディペンデントな活動を行います。
古い教会や、既成の寺院の中に神や仏がいないように、もはや美術官僚たちが食べていく保身の機構になった巨大美術館や、高額な作品を少数の超富裕層に売る巨大ギャラリーの中には、今日の最下層世界に生きている絶望している小さな人々のための芸術が無くなってきているのです。

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街の中に、路上に、そして生活の中に、小さな最下層のアーティストが作り出す《真性の芸術》が立ち現れる時代です。非暴力主義の暴動による最下層革命としての《アート》が立ち現れる時代へ!!!!
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