01.05
第135回藤沢・彦坂ITOSAKI塾
今年は、スケジュールを早めにどんどん出していこうと思います。
1月の予定は、湘南地域の美術館・博物館を見て行きます。
灯台元暗しで、地元を忘れてしまいやすいので、鎌倉も含めて、今年は見物もします。
さて、明日の1月6日は、鎌倉宝物館です。
鎌倉の仏像には、《想像界》《象徴界》《現実界》の3界があります。
《現実界》が出現するのは、世界で一番早い(?)と思われます。
ヨーロッパのルネッサンスよりも200年(?)早いのです。
特に凄いのは、運慶を代表とする慶派の彫刻です。
絵画も、源頼朝像と言われてきた絵画にも《現実界》があります。
ふつう、日本の仏像は、天平白鳳の仏像が最高と言われますが、そこには《想像界》《象徴界》しかないのです。《現実界》が出現した運慶の作品は、天平白鳳の古典彫刻を越えた、圧倒的な世界的な革新性があったのです。
さて、一応、国宝館にあるもののリストから、《現実界》のある3界の仏像をUpしておきます。
神奈川県指定文化財 十二神将立像(12軀のうち巳神)
神奈川県指定文化財 十二神将立像(12軀のうち戌神)
重要文化財 北条時頼坐像
重要文化財 地蔵菩薩立像
鎌倉市指定文化財 韋駄天立像
13時に六会日大駅に集合で、電車とバスで、鎌倉に向かいます。
鎌倉宝物館を見て、八幡様に参拝して、近くの飲み屋で、新年会です。
ご参加の方は、糸崎公朗まで(080−3605−5912)