毎週木曜日に新宿三丁目の竹林閣で、塾と展覧会を開催しています。

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プロフィール

彦坂尚嘉

Author:彦坂尚嘉
彦坂尚嘉 美術家。アート・ネットショップ『きたいぶんしギャラリー3000』主催。ヴェニスビエンナーレ、サンパウロビエンナーレ、パリ青年ビエンナーレ出品。クイーンズミュージアム、テイトモダーン出品。芸術分析家、元立教大学大学院比較文明学特任教授。1946年東京生まれ。多摩美術大学油彩科中退。

糸崎公朗 フォトモ・アーティスト。『子供の科学』『デジカメwatch』連載。1965年長野生まれ。東京造形大学デザイン科出身

生須芳英 アーティスト。ノイズ音楽家。1991年生まれ。多摩美術大学夜間部中退。

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第143回 彦坂ITOSAKI塾藤沢

次回 第143回 予告

2月03日(水)悪い子の美術3 平塚美術館で『個人コレクターとは何か?』

100072334.jpg
瑛九《遊園地》1957 年

水曜日の彦坂ITOSAKI塾・藤沢の予告です。
平塚市美術館の「わの会」展を見に行きます。

これはコレクターのグループです。コレクターの集めている作品を見ないと、美術作品というのは、何であるのかが、分かりません。

美術作品というのは、コレクターに買われることで、作品として完成します。作家が作家所蔵で、大事にため込んでいる作品は、死後に遺族によって焼却処分されるのが、ほとんどです。

作品は、コレクターによって完成すると言うことを、しっかりと見ないと、作品制作が出来ません。

というわけで、本邦初公開の「わの会」展を見に行きます。

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日本の美術家のほとんどは、制作しても、作品を売ろうとは思っていません。多くの人は趣味です。趣味での制作は、それ自身で消費に過ぎません。画材屋さんで、画材を買って、消費しているのです。

日本の美術家のほとんどは、《芸術》が何であるかが、分かりません。芸術とは、自分の感性ではないのです。自分の外部に、芸術が存在しています。外部の一つに、コレクターが存在しています。コレクターの存在抜きには、《芸術》は生まれないのです。

美術大学や、美術学校の教師で、作品を売っている人は、少ないのです。自分の保身で絵を描いていて、売っていない教師アーティストの作品は、趣味にもなっていなくて、処世術です。

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日本には、何でコレクターが少ないのか?
戦前には、日本画系のコレクターは、かなりいました。

戦前の日本画家は、《想像界》《象徴界》《現実界》の3界の人格があって、良い作品を制作していました。

それに対して、戦前の洋画系は、人格構造が、1界の人がほとんどでした。2界ある人は少なかったし、3界ある人は例外でしかありませんでした。

敗戦後の日本の美術家は、日本画も洋画も、人格が劣化して、ほとんどが1界になって、日本の美術は劣化したのです。

今の日本で重要なのは、人格から、美術を作り直すことです。


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平塚市美術館では、「サラリーマンコレクターの知られざる名品 わの会」展を開催いたします。
 この展覧会は、美術品コレクターの集まりである「わの会」会員の秘蔵のコレクションを公立美術館で初めて公開するものです。
 「わの会」にはサラリーマンをはじめ、公務員、医師など様々な職種の会員がいます。会員は皆、本業の傍ら熱心に美術品を蒐集し、研究し、愉しんでいます。彼らの共通点は、情熱と愛情をもって美術
品を蒐集していることです。この情熱と愛情を共通の理念とし、会員間で情報の交換、作品を発表しコレクションのさらなる充実に努めています。
 そのコレクションは決して派手なものではありません。しかし、一点一点、いぶし銀の魅力を放ち、美術館のコレクションとはまた違った魅力を持っています。思いもかけぬ、名品、珍品、いつの間にか忘れられた画家の傑作、有名画家の隠れた一面を示す作品等々、まさにコレクターの情熱と愛情によって発掘された作品ばかりです。
 今回の展覧会では、「わの会」会員の秘蔵のコレクションのなかから、これぞ、という自慢の作品約150点を厳選し、コレクターのコメントと併せて展示します。
 普段、美術館で展示する作品とはひと味もふた味も違うサラリーマンコレクターの思いの詰まった珠玉のコレクションをお楽しみ下さい。

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集合場所:13:50 平塚美術館美術館前。

展覧会を見た後に、近くの大衆イタリア・レストランのサイゼリアで授業をします。

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