08.14
第175回芸術分析塾ラカン
第175回芸術分析塾ラカンの予告
8月18日(木)
12:00〜15:00 初期写真の名作
前回に続いて、写真評論家の飯沢耕太郎さんの蔵書が沢山有る写真食堂:めぐたまで、初期の名作の写真集を鑑賞します。ネット画像とは違って、非常に充実した写真の名作の鑑賞体験が出来ます。本が大型であるのと、掲載数が多い事で、良い経験となります。
ナダールの初期スタジオ・ポートレート。
エドワード・マイブリッジの分解写真。
アルフレッド・スティーグリッツ、
エドワード・スタイケン
写真の感光材料が開発されて、いわゆる写真が登場した時期の写真の芸術的高さは非常に素晴らしいことが、今日から見ると、改めて高く評価できる。世界の写真史を一通り見渡せるようになったのは1980年代になってからであった。日本の写真も幕末からの写真を一つの歴史として見えるようになったのは、その前の1970年代初頭であった。私はこの時期から日本写真史を見ている。この事を含めて、写真の基本を私に教えてくれたのは中平卓馬氏であった。
近代芸術史は書き換えられなければならない。その中で写真の位地は高く評価されなければならない。もう一つは、近代絵画についての検証は、再度厳しく行われるべきなのである。
芸術史の書き換えを、地下で行っていく必要があると思う。社会的な説得というのは無理な話なので、地下でしか再検討は行えないのである。参加者を募ります。
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移動時間
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16:00〜19:30
『プライベイト・ムービー上映会』の第一回会合を行います。
映画監督の中田文さんにお越しいただいて、2本の映画と、断片ムービーをいくつか見せていただいて、『プライベイト・ムービー上映会』の立ち上げに向けての会議を行います。参加資格はありませんので、どなたでもご参加ください。
19:30〜21:00
第97回「ラカンと美術読書会」
日時 7月21日(木)19時40分~ 2時間程度
場所 竹林閣(新宿三丁目)/一般社団法人 TOURI ASSOCIATION
東京都新宿区新宿5-14-3 有恒ビル6F
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「ラカンと美術読書会」とは、 彦坂尚嘉(日本ラカン協会会員、美術家、
前立教大学大学院特任教授)が主催するレクチャーとワークショップ付きの読書会です。
ジャック・ラカンを日本語訳で読む。そういう非常にゆるい勉強会グループです。
読むのは『精神分析の四基本概念』です。
テキスト
◎入門書は、精神分析事典(岩崎学術出版)の『性格分析』
◎美術は絵本を見ます。
参加費無しですが、会場の竹林閣の場所代として500円のお支払いをお願いします。
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申込・問合せ先
ラカンと美術読書会連絡係:加藤力(美術家で臨床美術士/クリニカル・アーティスト。
東京芸術大学大学院美術研究科油画専攻修士課程修了)
E-mail:riki25kato06@sa2.so-net.ne.jp
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芸術分析I塾ラカン
一般社団法人 TOURI ASSOCIATION
竹林閣:東京都新宿区新宿5-14-3 有恒ビル6F
※有恒ビルの1Fには「鍵の救急車」がある。
申込・問い合わせ(080−3605−5912 糸崎公朗) E-mail:糸崎公朗/itozaki
糸崎公朗/itozaki「竹林閣(新宿三丁目)への道順」 新宿三丁目駅下車(地下鉄は、副都心線、丸ノ内線、都営新宿線の3本があります。) 参加費 会場費500円です。