毎週木曜日に新宿三丁目の竹林閣で、塾と展覧会を開催しています。

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プロフィール

彦坂尚嘉

Author:彦坂尚嘉
彦坂尚嘉 美術家。アート・ネットショップ『きたいぶんしギャラリー3000』主催。ヴェニスビエンナーレ、サンパウロビエンナーレ、パリ青年ビエンナーレ出品。クイーンズミュージアム、テイトモダーン出品。芸術分析家、元立教大学大学院比較文明学特任教授。1946年東京生まれ。多摩美術大学油彩科中退。

糸崎公朗 フォトモ・アーティスト。『子供の科学』『デジカメwatch』連載。1965年長野生まれ。東京造形大学デザイン科出身

生須芳英 アーティスト。ノイズ音楽家。1991年生まれ。多摩美術大学夜間部中退。

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李禹煥 贋作事件の全貌!!

李禹煥 贋作事件の全貌!!


李禹煥氏の贋作騒動の詳細を伝える『東亜日報』の新聞記事です。

まあ、闇は深くて、李禹煥氏の責任もありそうです。

美術界では、警察の証拠提示にも関わらず、李氏が、「なにがなんでも本物」を主張するのは、親筆確認書が足かせとなっているからだと見ているようです。

1970年代後半に、李禹煥氏が、大量に作品を作っていて、それと贋作産業が連動していたようです。

その意味では贋作が簡単に作れる作品を大量生産した責任が、今、回り回ってきているのです。


«««««««««««««««««««««««««««««
東亜日報
Posted July. 04, 2016 07:35,
Updated July. 04, 2016 08:13

李禹煥贋作の署名、映写機で書き写し練習

「1978と1979年に旺盛に描いた時は、月に30~40点ずつも描いた。展示をしても図録に乗っていない作品が数えきれないほど多い。画廊に売ったが、金を受け取れずにどこかに消えてしまったケースも少なくない。署名や通し番号は自分でせず、画廊に任せたことが多かった」

贋作を巡る議論が起きている画家・李禹煥(イ・ウファン、80)が先月30日の記者会見で口にした言葉だ。なぜ、とりわけ李氏の絵画が、激しく「贋作を巡る真実攻防」に巻き込まれているのだろうか。

●李禹煥作品に贋作が多いとされる理由

1970年代後半、李氏は有名画家になったことで需要が激増し、画廊などの要求に合わせるため李氏は2年間、数百点を「大量」に描いた。李氏の主張のように、管理はずさんにならざるを得ず、偽造犯たちにはこの上ない良い標的となった。

李氏の絵画を偽造した容疑で逮捕された画商であるヒョン某容疑者(66)は警察での取り調べで、「釜山(ブサン)と日本とを行き来しながら活動した骨董品商であるイ某氏(68)が2011年、『李禹煥の作品を愛好する日本のとあるグループの会長から贋作を作って販売しよう』と持ち掛けられた」と供述した。ヒョン容疑者は、絵画担当の別のイ某氏(39)と一緒に、京畿南楊州市(キョンギ・ナムヤンジュシ)の作業室で50数点の贋作を制作したと自供した。彼らは贋作に1978、1979年の作品として、偽の書名や通し番号を入れた上、偽造鑑定書まで作った。

彼らは、鍾路区(チョンノグ)のK画廊を始め、日本のコレクターやブローカーの画商らにこの作品を渡した。K画廊は2012年、個人コレクターに李氏の親筆確認書入りの絵画1点を、4億ウォンで売った。警察が、「確実な贋作」と示した4点のうち一点がこの絵画だ。しかし李氏は先月末、警察での取調べを受けた後、「作家の確認書も、この絵画も明白な本物だ」と主張した。

ヒョン容疑者グループの活動以降である2012年から、贋作を巡る是非が頻繁に起きると、李氏と美術界の鑑定団は、李氏の作品を主に扱ってきたとある画廊に集まって、一緒に鑑定を行った後、作家の親筆確認書を発行した。しかし、鑑定団には贋作にように見える作品も、李氏が本物と鑑定したことで、2013年初頭この会は解散された。

いずれにせよ、作家確認書発行によって、水面下に沈みかねなかった贋作を巡る是非は、ヒョン容疑者グループの3人の内訌で再び浮き彫りになった。ヒョン容疑者は2013年、骨董品商であるイ氏と彼の息子に、「贋作の販売代金数十億ウォンを総取りし、約束した見返り(半分)を支払わなかった」という内容の抗議文書を送ったが、それが捜査網に引っかかったのだ。その後、警察はK画廊とヒョン容疑者の作業室への家宅捜索などを通じて、贋作議論が起きている作品を確保し、国立科学捜査研究所で物理的鑑定を行った結果、13点を贋作と名指した。

美術界では、警察の証拠提示にも関わらず、李氏が、「なにがなんでも本物」を主張するのは、親筆確認書が足かせとなっているからだと見ている。普通、贋作議論は、絵画を画廊が再び購入する形で静かに処理するので広くしられていないが、李氏や李氏の作品を主に扱っている画廊は、親筆確認書の発行で公式に対応したのだ。李氏は、1970年代後半から、この画廊が自分の作品を一所懸命に取り扱ってきたため、鑑定まで任せてきたという。

李氏はまず、親筆作家確認書を発行した絵画の真偽判定ミスの責任は避けられなくなった。長い間、苦労して築いてきた名望や信頼は、取り戻せないほどの致命傷を受けることになる。氏は、「海外取引ではすでに相当打撃を受けている」と主張した。ほぼ独占して李禹煥氏の作品を取引してきた画廊に、「客」らの抗議が殺到するのは目に見えている。

●美術界の贋作は「流通が作る」

現在、美術界の贋作は、あまりにもこっそりと行われているので、その市場規模や関係者は把握が難しいというのが専門家の声だ。有名作家の絵画は普通、数億ウォン台に売られることから、数百億ウォン台と試算されるだけだ。

特に、李禹煥氏の場合、2005年から10年間、国内オークション会社14社の総落札価格で首位(約712億ウォン)だった最高の人気作家なので、贋作の集中的標的となった。

韓国芸術総合学校の安奎哲(アン・ギュチョル)教授は、「コレクターたちは、わずか一握りの人気作家の作品だけを希望し、美術品の購入目的が投資や自己誇示に偏っている」と話した。これに複数の画廊が歩調を合わせたため、流通過程で贋作がきちんとふるいにかけられなかっただけでなく、流通が贋作を作ったりもしているという。

とある美術評論家は、「いわば、『大物』と呼ばれる個人コレクターたちは、贋作取引を経験しても、見て見ぬふりをして黙認するケースが少なくない」と主張した。数億ウォン台の絵画を趣味として収集しながら、「一部のミス」を無視するという意味だ。すでに取引した絵画の真偽を突き詰めても、煩わしく俎上に上るだけで、これといった利益がないからだ。

そのため、個人コレクターが出した贋作が、信用の高い国公立美術館にまで展示される事態が起きる。とある公立美術館の元キュレーターは、「先日、国内有数の美術館がとある個人コレクターが数十年間倉庫から取り出さなかった有名作品を展示した。電話で確認したところ、やはり『持ち出したことなどない』という回答だった。美術館に知らせてすぐに下したが、その贋作がどのように処理されたのかはわからない」と話した。

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