第178回芸術分析塾ラカンの予告
2016年10月13日(木)
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13:00〜16:00
ダリ展 国立新美術館
13:00にダリ展会場入り口で待ち合わせ
連絡:080−3605−5912(糸崎公朗)
世界の3つの主要なダリ・コレクションから招来される作品を中心に、国内所蔵の重要作品を加えて、約250点によって多面的なダリの世界を紹介する、日本では約10年ぶりとなる本格的な回顧展です。
ダリの絵は、画集に載っている有名な作品は、ペンキ絵に過ぎなくて、とても評価できるものではありませんでした。ところがジェフ・クーンズや、ゴーバーの立体作品に大きな影響を与え、そしてネットでのダリの詳細な作品集がアップされて、知られていなかったダリの全貌が理解できるようになりました。ダリはペンキ絵と同時に、正統な深いイリュージョンの絵画を描いているという、希有の画家でありました。歴史上そのような画家を思い出すと、コローがいます。ダリはもう一つ、絵画の立体化した作品を作っていて、これがジェフクーンズやゴーバーに影響を与えています。この事については私の『反覆/新興芸術の位相』の新版に書きましたので、読んでください。そういうダリの再評価の時期に開催されるダリ展ですので、とにかく見ようというものです。
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移動時間
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16:30〜17:30
三木祥子個展 S.Y.P art space
逆三角関係展のアーティストでもある環境アートの三木祥子さんが、スウエーデンの作家Eva Högberg氏と、2人展を開催なさっていますので、これを鑑賞します。
S.Y.P art space
〒162-0065 東京都 新宿区住吉町10-10
都営新宿線 曙橋駅A2出口から徒歩3分

18:00〜19:30
彦坂尚嘉の授業は、ダリの再評価で、『反覆/新興芸術の位相』の新版をテキストに行います。
もう一つ、糸崎公朗の授業で、MISA SHIN GALLERYの辛美沙さんのお父さんの辛基秀の編纂した写真集『日韓併合史』を見ます。
19:30〜21:00
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第99回「ラカンと美術読書会」のご案内
日時 10月13日(木)19時40分~ 2時間程度
場所 竹林閣(新宿三丁目)/一般社団法人 TOURI ASSOCIATION
東京都新宿区新宿5-14-3 有恒ビル6F
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「ラカンと美術読書会」とは、 彦坂尚嘉(日本ラカン協会会員、美術家、
前立教大学大学院特任教授)が主催するレクチャーとワークショップ付きの読書会です。
ジャック・ラカンを日本語訳で読む。そういう非常にゆるい勉強会グループです。
読むのは『精神分析の四基本概念』です。
テキスト
◎美術本は、『写真の新しい読み方』(宝島)
◎谷口雅春『七つの灯台の点灯者』の神示
参加費無しですが、会場の竹林閣の場所代として500円のお支払いをお願いします。
彦坂尚嘉の芸術鑑賞会は、同じ場所で18:00からやっています。こちらのご参加もお気軽に。
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芸術分析I塾ラカン
一般社団法人 TOURI ASSOCIATION
竹林閣:東京都新宿区新宿5-14-3 有恒ビル6F
※有恒ビルの1Fには「鍵の救急車」がある。
申込・問い合わせ(080−3605−5912 糸崎公朗) E-mail:糸崎公朗/itozaki
糸崎公朗/itozaki

「竹林閣(新宿三丁目)への道順」 新宿三丁目駅下車(地下鉄は、副都心線、丸ノ内線、都営新宿線の3本があります。) 参加費 会場費500円です。